サドル
普通車の場合、形はほとんどが幅を広くとってあり、お尻が痛くなりにくいデザインになっています。昔は本革製の物もありましたが、今はクッション材入りの柔らかい物になっています。
BS サドル BS ヒューバイテックパンサドル
人間工学に基づいて造られたサドルで、クッション部の厚みもあり、おしりにやさしい良品です。


シートピラーサスペンション(オプション品) シートピラーサスペンション
シートピラー(サドルの下からフレームに伸びている部品)に緩衝装置(写真の黒い部分)を組み込んで、サドルが上下するように作られています。自動車のサスペンションと同じで、路面からの衝撃を吸収してくれます。


ドロヨケ
この部品がないと、雨天走行時はもちろん雨上がりの路面が濡れている時にも泥が跳ね上がり、大変な格好になってしまいます。
普段意識することがない部品ですが、結構重要な物です。材質は、鉄、ステンレス、アルミ、樹脂とあります。
 
タイヤ
自転車が路面と接する部分。サイズは外径で12,14,16,18,20,22,24,26,27,28インチとあります。
幅はひとサイズにつき一種類か二種類、自動車のように幅や扁平率を選ぶことは出来ません。タイヤの両サイドのビード部分には金属のワイヤーが埋め込まれており、タイヤがリムから外れないよう工夫がされてます。
タイヤの中にはチューブがあり、そこに空気を入れます。
空気圧が下がるとペダルが重くなったりパンクの原因につながりますので、2〜3ヶ月をめどに点検が必要です。


リム
車輪の外側の部分でタイヤをはめるベースとなるところ。
サイズはタイヤと同じだけあり、もちろん同じサイズのタイヤしかはめれません。
材質は、鉄、アルミ、ステンレスとあります。
鉄は比較的安価ですがサビがきます。アルミはさびることはなく、重量も軽いため走行感も軽くなりますが、衝撃には比較的弱めです。ステンレスはさびることもなく、強い材質ですがアルミに比べると重く、若干走行感が重くなります。

スポーク
車輪の外側のリムと中心部のハブとを繋ぐ太い針金のような部品。
スポークの張り具合によって、車輪の回転時の振れが大きく変わるので自転車の組立工程の中で一番難しいところです。
ちなみにリンタロウでは、車輪の振れ幅を上下左右とも1mm以内(スポーツ車の場合0.5mm以内)になるよう調整して販売しています。

ハブ
車輪の中心部分。滑らかな回転と高速回転に耐えられるように、ベアリングが組み込まれています。
後ハブにはフリーホイルというギアが付いています。フリーホイルとはペダルを止めている時でも回転するように内部に爪が組み込まれていて、ペダル停止時は爪が引っ込み、空転するように作られています。

内装式三速ハブ シマノ 内装三速ハブ
ハブの内部に変速装置が組み込まれていて、3段階にペダルの重さが切り替わります。坂道を登るときや荷物の多いときには、結構重宝します。


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